仲代圭吾
「歌うように話せたら」

収録曲
1)ミスター・ボージャングルズ
2)私の孤独
3)時代おくれの恋
4)歌うように話せたら
5)想い出のグリーングラス
6)二つのギター
7)アマポーラ
8)忘れな草
9)コーヒー畑
10)街角のバイバイブルース
11)愛の泉(アメージング・グレース)
12)書きかけの歌だけど
13)ミラボー橋
 
「ミスター・ボージャングルズ」について
Sammy Davis Jnr "Mr Bojangles"
Nina Simone - Mr Bojangles
この曲は、英語の歌詞では、サミー・デイビス・Jrでしか聴いたことがなかったが
シャンソンを歌うようになり、
ご一緒した井関真人さんが日本語で歌っていらしたのを聴いたことがある。

今回
このCDを購入したことで、ミスター・ボージャングルズの背景が
初めてわかった。

「私の孤独」
ジョルジュ・ムスタキ

孤独という言葉がフランス語では女性名詞だから
男のムスタキが歌えば
Avec Ma Solitude と言ってもおかしくないが
女性が歌う場合は
この通り歌うとレズっぽく聞こえてしまうかもしれないなあ。 女性の場合は
以前書き込んだBarbaraのLa Solitudeのように
敵対する存在という感覚になるのだろうか。

以前書き込んだ通り
三木原先生によれば
キリスト教徒にとって
「孤独」とは
神に見放されたことを意味する。
ということは
キリスト教のコミュニティーでは
その存在を完全否定されたことになる。

かなり、ヘビーな環境って事だ。

そして
ムスタキは、キリスト教徒からその存在を否定されている
ユダヤ人だ。
ユダヤ人の孤独とは。。。
まったく想像を絶する
いまだに続く世界の戦争とは
人間が作り出した宗教観の対立なのだ。

ムスタキ

いちいち
コメントを書いていたら
大変なことになる。
あとの楽曲についても
思うことが一杯・・・
歌は哲学だあ~~~




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