2013年07月9日&23日 - 火曜日
ただひたすらに(ウイルマ・ゴイク)Il Diritto Di Amare作詩:PALLAVICINI 作曲:ARBINONI-LUNERO 日本語詞:音羽たかし 1965年にウイルマ・ゴイク(Wilma Goich)が録音 楽譜は、今は廃版になっている水星社「カンツォーネ・アルバム3」に収録されている。 http:// 荒井基裕先生の解説によると 『世界的な古典ブームに先がけて、1965年にレコーディング。 原曲は17世紀イタリアの古典派アルビノーニの作曲したアダージオ。 作詞はPALLAVICINI』 さて、言わずと知れた名曲アルビノーニのアダージオ。 http:// サラ・ブライトマンは『Anytime,Anywhere』と言う題で歌っている。 こちらは、JAN ERIC KOHRS とFRANK PETERSONの共作になっている。 http:// JASRACのデータから調べると LP「由紀さおり・安田祥子サイドバイサイドコンサートライブレコーディング」B面に『アルビノーニのアダージオAdagio in G minor』という題で収録。 作詞:山川啓介 作曲:T.アルビーニ(ライナー記載はアルビノーニじゃないようだ) 編曲:南安雄 ・・・・残念ながら音源は見つからなかった。。。是非聴いてみたい。。。 JASRACには載っていなかったが 浦ひろみさんの「ル・シャルム」というCDに収録されている。 http:// 水星社の楽譜に作曲者名として載っている 『LUNERO』という作曲者は、調べがつかなかった。。。残念。 『カッチーニのアヴェ・マリア』も、16世紀の作曲家ジュリオ・カッチーニ(1545年頃 - 1618年12月10日)の作品と言われてきたが、 実は、1970年頃ソ連の音楽家ウラディーミル・ヴァヴィロフ(Vladimir Vavilov 1925-73)によって作曲された歌曲である。 <スラヴァ> http:// 『アルビノーニのアダージオ』も、 『カッチーニのアヴェ・マリア』も 実際に作曲されたのは、1958年と1970年なのだが JASRACの作品データによると、 作曲の著作権は消滅している。 ところで、 この『アルビノーニのアダージオ』は、 第二次世界大戦中の連合軍によるドレスデン空襲の後で、 旧ザクセン国立図書館の廃墟から発見されたトマゾ・アルビノーニ(トマゾ・ジョヴァンニ・アルビノーニ Tomaso Giovanni Albinoni 1671年6月8日 - 1751年1月17日ヴェネツィア)作曲『ソナタ ト短調』の断片をイタリア人音楽評論家のレモ・ジャゾットが編曲したと伝えられてきた。 しかし、 現在では、レモ・ジャゾットが1958年に独自に発表した楽曲と判明したといわれている。 一方、 1974年にイタリアの「ダニエル・センタクルツ・アンサンブル」により発表され、 翌年、フランス語の歌詞がついてミレイユ・マチューが歌った 『哀しみのソレアード』は、 実は14世紀のイタリアの作曲家、ザカールZACAR(1350~1360年に誕生-1413年5月19日)の作品だと言うことが分かっている。 しかし、 JASRACの作品データによると 「ダニエル・センタクルツ・アンサンブル」のメンバー、 チロ・ダッミッコ(Ciro DAMMICCO)とベンボ・ダリオ・バルダン(Bembo Dario BALDAN)の共作となっており、作曲著作権は消滅していない。 <ミレイユ・マチュー> http:// |